阪神・榎田、新フォームで復活へ 肘下げ「ムダのない動き意識」

[ 2018年1月26日 09:30 ]

腕の位置をやや下げた新フォームで投げ込む榎田
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 阪神・榎田が25日、鳴尾浜球場で自主トレを行い、今季から左腕を下げたフォームに挑戦していることを明かした。スリークオーター気味からやや下げ、よりバランス良く、ボールに力が伝わりやすくするのが狙いだ。

 「若干、肘を下げて投げています。(腕を振るまでの過程で)投げ方も変えていて、ムダのない動きを意識している」

 この日はブルペンで約60球を投げ「(自主トレ先の)東京でも捕手に座ってもらって投げていた。3日間連投したり」と新フォーム確立に手応え十分。投球時のバランス向上へマウスピースの着用も始めるなど試行錯誤しながら逆襲を期す。

 「動作解析もしたり、例年よりマウンドに立つ機会は多くなっていると思う」と社会人時代の同僚である楽天・美馬と古巣・東京ガスのグラウンドで行ってきた合同トレでも投球練習を重ね、順調に仕上げてきた。キャンプは2軍スタートだが、焦りはない。「昨年もキャンプで状態が良かったので同じようにして準備していきたい」。3試合登板に終わった昨年の悔しさを晴らす8年目へ、新たな取り組みで活路を開く。(遠藤 礼)

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2018年1月26日のニュース