慶応 9年ぶり9度目センバツ!初甲子園の森林監督「日々成長していきます」

[ 2018年1月26日 16:11 ]

9年ぶり9度目のセンバツ出場を決めた慶応高野球部員                               
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 慶応(神奈川)の9年ぶり9度目となる選抜高校野球大会(3月23日から・甲子園)出場が決まった。秋季神奈川大会を準優勝で終え、関東大会へ駒を進めていた。拓大紅陵、国学院栃木と難敵に1点差で競り勝ち。準決勝で明秀学園日立に逆転負けを喫したが、基準となる「ベスト4」進出を果たしていた。

 慶応幼稚舎で小学校の教諭を務めながら、球児を鍛えてきた異例の経歴を持つ森林貴彦監督にとってはうれしい初甲子園。「甲子園という舞台に立てること、日本一に挑戦する権利を得たことをうれしく思います。部員、スタッフだけでなく、保護者、OB、関係者ら応援してくださる全ての皆様の思いが結実したもの。最善の準備を積み重ね、日々成長していきます」とコメントした。

 下山悠介主将は「これも応援指導部、吹奏楽部をはじめ、支えてくださる皆様のおかげです。この感謝の気持ちを忘れず、チーム全員で戦い、“KEIO日本一”を目指します」と気合いを入れ直した。

 また前回出場した09年春はエースとして貢献した日本ハム・白村明弘も母校の朗報を喜んだ。「ずっと後輩のことを気にしていました。僕以来の出場ということで、凄くうれしいです。せっかくの機会なので思い切ってプレーしてほしい」と後輩たちのはつらつとした姿を期待していた。

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2018年1月26日のニュース