国学院栃木18年ぶり吉報待つ 柄目監督「この子たちと行けたら」

[ 2018年1月26日 09:30 ]

選手に指示を出す国学院栃木の柄目監督
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 第90回記念選抜高校野球大会(3月23日から13日間)の出場36校を決める選考委員会は26日、毎日新聞大阪本社で行われる。6校が選出される「関東・東京」の最後の1枠は、昨秋関東大会8強の国学院栃木と高崎健康福祉大高崎(群馬)、同東京都大会準優勝の佼成学園が争う展開。国学院栃木は00年以来18年ぶりの吉報を待つ。

 国学院栃木は昨秋、県大会決勝で作新学院を破り、18年ぶりに関東大会に出場した。準々決勝で慶応に1点差で敗れたが、投手の負担軽減のため3投手で3回ずつ継投するなど、セオリーにとらわれない野球で躍動した。

 文武両道を掲げ、平日の練習時間は2時間半ほどだが、冬の間も紅白戦など、実戦練習を積極的に行ってカバーする。主将の大久保は「出られたらいいねとみんなで話している。出たら思い切りの良さを見せたい」と待ち切れない様子だった。

 ナインと柄目直人監督は「00年」のキーワードでつながる。柄目監督は4強入りした前回出場時の1番打者で、現在の2年生は同年生まれ。指揮官は「(選考が)どんな結果になっても受け止めるつもりだが、この子たちと一緒に行けたらうれしい」と話した。

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2018年1月26日のニュース