センバツ21世紀枠 由利工、伊万里は初の甲子園出場 膳所は40年ぶり

[ 2018年1月26日 15:00 ]

雪の中でランニングする由利工ナイン
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 第90回記念選抜高校野球大会(3月23日から13日間・甲子園、準々決勝翌日の休養日1日含む)の出場校を決める選考委員会が26日に開かれ、今大会の出場校を発表。由利工(秋田)、膳所(滋賀)、伊万里(佐賀)の3校が21世紀枠で出場する。

 由利工、伊万里はともに春夏通じて初めての甲子園出場。由利工は1962年の創部以来初めて出場した東北大会では8強入りを果たし、伊万里は昨秋の佐賀大会で準優勝の実績がある。県内屈指の進学校である膳所は78年夏以来40年ぶりの甲子園切符で、春は59年以来59年ぶりの出場。

 21世紀枠は困難な条件の克服や地域貢献など他校の模範となるべき要素を選考基準に加えて選考される特別出場枠。昨年12月15日には最終候補に残った9校が発表されていた。

 ▽21世紀枠 甲子園への出場機会を広げるため、2001年の第73回大会から導入。練習環境などのハンデ克服や、地域貢献など戦力以外の要素を加味する。秋季都道府県大会で参加校が128校を上回る場合は16強、それ以外は8強以上を条件に、全国9地区から1校ずつを候補校として推薦。東(北信越、東海以東)と西(近畿以西)から1校ずつ、残りの7校から3校目を選ぶ。最高成績は01年宜野座(沖縄)と09年利府(宮城)の4強。

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