ロッテ・ドラ1安田、新打法は“松井+ボンズ”「無駄なく打つ」

[ 2018年1月26日 10:10 ]

新人合同自主トレを打ち上げたロッテ・安田は雪かきを手伝う      
Photo By スポニチ

 ロッテのドラフト1位・安田(履正社)が新人合同自主トレ最終日の25日、石垣島春季キャンプで披露する「新打法」を完成させた。ロッテ浦和球場でフリー打撃を行った男は自信に満ちていた。

 「自分は体が大きいので、目いっぱい使わなくても飛ぶ。無駄なく打ちたかった。松井さんもメジャーの最後の方はそうでした」

 昨夏まで軽く足を上げる形だったが、この日は完全なすり足だ。テークバックも小さく、目標とする松井秀喜氏の晩年をイメージする。1年目からプロの球に対応することを考えてたどり着いた。

 ただ、それも過程だ。「最近はボンズの動画を見ています。東京ドームのホームラン競争。あんな感じになりたい」。日米野球で何度も来日したバリー・ボンズ氏の本塁打シーンがお気に入り。体の軸回転で飛ばす理想のフォームは野球人生を懸けて追い求める。

 「安田はできれば実戦で使っていきたい。1軍を外れると実戦が空く」と井口監督は打ち上げとなる2月19日以降の1軍帯同を示唆。そうさせるだけの魅力がこの男にはある。 (福浦 健太郎)

続きを表示

2018年1月26日のニュース