阪神・矢野2軍監督 来季ヒーローインタビューやる しゃべって売り込め

[ 2017年11月11日 05:30 ]

阪神の矢野2軍監督
Photo By スポニチ

 阪神・矢野2軍監督が来季のウエスタン・リーグで選手同士のヒーローインタビューを採り入れる案を明かした。本拠地戦の勝利後に貢献度の高い選手がインタビューする側の選手も指名する形式で、「アナウンサーが聞くのではなくて、選手同士で“今日のヒットはどうでしたか”って聞くと、ちょっと柔らかくなる」と思い描いた。

 1軍公式戦では定番のヒーローインタビュー。掛布前2軍監督時代の今季も甲子園球場開催に限って実施していた。来季からは鳴尾浜球場にも広げ、しかも、選手同士の掛け合いがさらなるファンサービスになると提案した。質疑応答が選手教育にもつながるという狙いもある。

 「俺も解説やスポーツコーナーをやっていたけど、聞くって、めっちゃ難しい。こいつしゃべってくれるんかなとか、何も知らなかったらまずいよなって、やっぱりちょっと調べて、聞くことを準備する必要がある。勉強にもなると思う」

 選手の声や雰囲気を知ってもらうせっかくの場。話す内容も求めるつもりだ。矢野2軍監督と言えば、現役当時は甲子園球場でのお立ち台での名セリフ「必死のパッチ」が大人気だった。以降も関本、原口…と受け継がれるほど阪神ファンには浸透した。

 「“チームの勝利に貢献できるように頑張ります”とか、そんなしょうもない話はしなくていい。自分をどんどんアピールしないと。“明日もフルスイングしますから見に来てください”とか“明日も僕を注目してみてください”でもいいし、あの場でファンに喜んでもらって、“あいつ応援したいな”“あいつまた見たいな”と思ってもらえるようになってほしい」。普段のロッカーで話しているような会話が聞けたりして、面白いインタビューになることは間違いない。

続きを表示

2017年11月11日のニュース