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石井前コーチの心残り…広島・野間に“熱血緒方塾”打撃開眼を

打撃力を上げようと、秋季キャンプで必死に練習する広島・野間
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 広島の秋季キャンプ第1クール最終日の10日、野間峻祥外野手(24)が緒方監督から打撃の手ほどきを受けた。ロングティーのトスを上げ、身振り手振りを交えながらの熱血指導。移籍した石井前打撃コーチの意思を受け、今秋は野間に対して“打撃開眼計画”が進行しており、本人も「“これだ”という形をつかみたい」と懸命だ。

 クール最終日の恒例メニューとなったロングティー。緒方監督は丸にトスを上げ終えると、2組目は野間の前に立った。自身が現役の時に背負った「9」「37」の後継者たち。続けざまに熱血指導を交えつつ約200球を下手から投じた。

 野間が内容の一端を明かす。「“手ばかり気にして、下半身がしっかり入っていない”と。“力任せに振るんじゃなく、下でしっかり捕まえてから振るように”と言われた」。ボールをつかまえる能力の向上。それこそが最大の課題だった。

 秋季キャンプでは、野間に対して「打撃開眼計画」が進行中だ。松山が午前9時からの早出で一塁守備を課されるのと同様、野間の1日は早出特打から始まる。一箱200球の打撃練習に加え、ヘッドの出し方、使い方を練習するのが日課だ。

 今季限りで退団し、ヤクルト入りが決まった石井前打撃コーチの意思でもある。「琢朗さんからの引き継ぎ。“(在任中に)唯一、育て切れなかったのが野間。引き続き頼む”と言われているので」。東出打撃コーチはそう説明する。

 3年目は98試合に出場。チーム屈指の俊足を生かした代走、守備固めが主で、先発は12試合のみだった。だからといって打撃が非力なわけではなく、「スイング速度はトップレベルだし、体力も振る力もある」(東出コーチ)。もったいない現状からの脱皮。野間は言葉に力を込める。

 「今までは、トップから力任せに打ちにいく分、体からバットが離れていた。でも、同じ左打者で率を残す丸さんや松山さんらは、どのコースでもバットの入り口は同じ。来季はこれで行こう…という形を見つけたい」

 思い切って振った打球が、どこに飛ぶかわからないようでは苦しい。要はバットコントロール。一級品の守備力、走力に加え、真の打力が身につけば、外野の定位置獲りが現実身を帯びる。野間の打撃開眼計画は結実するのか。注目だ。(江尾 卓也)

[ 2017年11月11日 05:30 ]

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