九州共立大の“おかわり”片山 大会タイ記録1試合2発!2敬遠も

[ 2017年11月11日 20:20 ]

明治神宮大会大学の部 1回戦   九州共立大8―7名城大 ( 2017年11月11日    神宮 )

 九州共立大の4番・片山勢三内野手(4年、門司学園)が初回と5回に3ランと2ランを放ち、1試合2発の大会タイ記録をマークした。

 1メートル76、110キロの巨体がトレードマークで、「僕がランナーで出たら、相手校から“おかわり注意!”とか声があがっていました」と苦笑い。名城大の来秋ドラフト候補・栗林良吏投手(3年、愛知黎明)から初回にスライダーを左翼席へたたき込むと5回には外角高め直球を「狙っていた」と右越え2ラン。「感触はばっちりでした」と胸を張った。強烈なアーチに7回は走者なしから敬遠、9回も敬遠され「2敬遠は初めてだった」と振り返った。

 「初めての全国大会で緊張していた」と言いながら、井口資仁(青学大、現ロッテ監督)らと並ぶ記録に「光栄です」とうれしそう。宿舎では「朝からバイキングでもりもり食べている。飽きないですね。朝が楽しみで」と話して、報道陣を笑わせた。

 今秋のドラフト候補だった右腕、九産大・草場とはしのぎを削ったライバル同士。今は連絡を取り合う仲で「“共立の打線を全国に見せてこい!”と言ってくれたのでそこは見せられたかなと」と3発15安打の快勝に再び笑顔が輝いた。

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2017年11月11日のニュース