タイガースVSヤンキースで今季最多8人退場、マーもベンチ飛び出す

[ 2017年8月26日 05:30 ]

ア・リーグ   タイガース10―6ヤンキース ( 2017年8月24日    デトロイト )

<タイガース・ヤンキース>猛抗議したジラルディ監督(左)は退場処分に(AP)
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 今季最多8人が退場!24日(日本時間25日)のタイガース―ヤンキース戦で大乱闘が起き、ヤ軍の田中もベンチから飛び出した。6回2死、ヤ軍の3番手・カンリーが主砲カブレラの背中後方へ投球。審判は危険球で即退場を宣告し、猛抗議したジョー・ジラルディ監督も退場となった。直後に、カブレラが捕手ロマインにパンチを見舞うと、10分以上の壮絶な乱闘となった。

 4回に3戦連発をマークしたヤ軍のサンチェスが、5回に死球を受けたことが発端。退場となったカブレラは「誰もケンカをしたくはない」と話すが、7月31日のタ軍戦で、カンリーが与えた頭部死球も伏線にあった。

 7回はヤ軍監督代行のロブ・トムソン・ベンチコーチが頭部死球を与えたベタンセスと、8回はタ軍のブラッド・オースマス監督が、死球を与えたウィルソンとともに退場。「大丈夫」と田中にケガはないが、計4死球で3回もベンチ総出となった。首位レッドソックスを4・5ゲーム差で追うジラルディ監督は「(5回に)警告を出さなかった」と乱戦を落とし、怒りも収まらなかった。(大林 幹雄)

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