【栃木】作新V7でいざ夏連覇 篠原奮投&19安打15点

[ 2017年7月24日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権栃木大会決勝   作新学院15―1国学院栃木 ( 2017年7月23日 )

作新学院・篠原は8回1/3を投げ1失点
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 第99回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の地方大会は23日、34大会で99試合が行われた。全国で7代表が決まり、昨夏全国優勝の作新学院は栃木大会7連覇を果たした。24日は25大会で57試合が行われ、5代表が決まる。

 身長1メートル83。昨夏全国優勝の作新学院は、大型右腕・篠原が8回1/3を1失点と好投して栃木大会7連覇を果たした。「最後まで投げたかったけど、いい形で(エースの)大関に託したかった」。打線は先発全員19安打で、県決勝の最大得点差を更新する14点差。大会初の3年連続同一カードのファイナルで国学院栃木をねじ伏せた。

 背番号10。直球は130キロ台もチェンジアップが武器だ。初回1死三塁、3回1死一、二塁と要所で駆使して三振を奪った。昨夏の甲子園優勝投手・今井(現西武)から「真っすぐだけじゃ抑えられないぞ」と伝授された投球を大一番で披露。打っても3安打3打点と投打で光った。

 さあ甲子園。照準は早実・清宮だ。5月の春季関東大会準々決勝。チームは勝利も、篠原は清宮に高校通算95号の一発を浴びた。「次は絶対に抑える」と誓う。県最長を更新するV7。チームは「7」にこだわり、試合前のダッシュやノックの締めなどを7回ずつ行ってきた。ラッキー7を合言葉に、王者が史上6校目の夏連覇を目指す。 (鈴木 勝巳)

 ◆作新学院(栃木)1885年創立の私立校。OBに競泳の萩野ら。

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2017年7月24日のニュース