「4番・井口」伊東監督に600勝贈った「いいところで打てた」

[ 2017年7月24日 05:40 ]

パ・リーグ   ロッテ3―1ソフトバンク ( 2017年7月23日    ヤフオクD )

5回1死三塁、左前に適時打を放った井口
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 「4番・井口」がロッテ・伊東監督に監督通算600勝をプレゼントした。今季限りでの現役引退を表明している42歳は古巣ソフトバンク相手に5月31日以来の4番に座り、2安打1打点。2―1の5回に貴重な追加点となる左前適時打を放ち「いいところで打てた。いい形で勝ててよかった」とうなずいた。

 試合前、選手のバットケースが並ぶ通路で立ち止まった指揮官は「打てるようにお願いしておこう」と井口のバットを触った。祈りが通じたのか、相性の悪いソフトバンク戦でようやく3勝目(12敗)。600勝という節目の数字には興味を示さなかったが、頼もしいベテランの姿には「ほかの人にメッセージを送るような打撃をしてくれた。若い人にいい刺激になったと思う」と賛辞を惜しまなかった。 (町田 利衣)

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2017年7月24日のニュース