【茨城】霞ケ浦・遠藤に日米8球団 9回登板で3人斬り

[ 2017年7月15日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権茨城大会   霞ケ浦6―0取手松陽 ( 2017年7月14日 )

9回、気迫の投球を見せる霞ヶ浦・遠藤
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 霞ケ浦の遠藤は日米8球団20人のスカウトが視線を送るなか、9回から登板し、わずか9球、打者3人で試合を締めた。関東屈指の右腕は自己最速に2キロ迫る140キロを計測し、「真っすぐは自分なりに走っていた」と手応えを得た様子。オリックスの牧田勝吾チーフアマスカウトも「堂々としたマウンドさばきだった。あの体のバランスは育てたい素材」と高評価した。

 5月の関東大会で一躍注目を浴び、球速を気にして投げるようになった。調子を崩したが、高橋祐二監督から「謙虚になれ」と言われ初心に帰った。1学年先輩でオリックス入りした根本が応援に駆けつけ、「注目されても浮かれるな」と経験を踏まえたメッセージをもらった。「チームのために投げたい」と誓う遠藤が、今夏さらに成長した姿を見せる。

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2017年7月15日のニュース