フレッシュ球宴、55試合目で史上初の0―0引き分け

[ 2017年7月13日 20:24 ]

<フレッシュオールスター 全イ・全ウ>クリスタルトロフィーを持つ(左から)優秀選手のソフトバンク・古谷、最優秀選手のソフトバンク・曽根、優秀選手の楽天・藤平
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 若手選手によるプロ野球のフレッシュオールスターが13日、静岡・草薙球場で行われ、0―0で9回引き分けに終わった。0―0での引き分けは、1963年に始まって以来53大会、55試合目で初めて。

 通算成績はウエスタン選抜の27勝20敗6分けとなった。2本の二塁打を放ったソフトバンクの曽根が最優秀選手(MVP)に選出され、賞金100万円を獲得した。

 試合は全ウエスタンの先攻で始まり、全イースタンで先発した昨夏の高校野球甲子園大会優勝投手の今井が土砂降りの中でMAX151キロをマークして無安打投球を見せると、全ウエスタンの先発・小野もその裏を無安打投球。両軍ともに投手を1イニングごとに交代し、10球〜20球程度を全力投球できる環境もあってか、打者のバットは湿りがちで凡打の山を築いた。

 結局、複数イニングを投げたのは8、9回の2イニングを投げた全ウエスタンの8番手・古谷のみで、両軍合わせて17人の投手が無失点投球。打撃陣の安打数は両軍4本ずつで、全ウエスタンの曽根が二塁打2本と気を吐いた。

 【表彰選手】▽最優秀選手(賞金100万円) 曽根海成(ソフトバンク)▽優秀選手(賞金各50万円) 藤平尚真(楽天)、古谷優人(ソフトバンク)

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