【福岡】朝倉光陽 朝倉に0―24敗退 被災地対決大敗も悔いなし

[ 2017年7月13日 05:53 ]

第99回全国高校野球選手権福岡大会2回戦   朝倉光陽0―24朝倉 ( 2017年7月12日    小郡 )

<朝倉・朝倉光陽>敗れた朝倉光陽ナイン
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 朝倉光陽(福岡)が0―24での5回コールド負けにも、ナインに収穫はあった。5日からの九州北部豪雨で甚大な被害の出た福岡県朝倉市にある県立両校の“朝倉市対決”として注目が集まったが、朝倉高相手に1安打無得点に終わった。

 「1番・遊撃」で出場した佐藤玲太主将(3年)は、すっきりした表情で涙はなかった。「災害で練習ができていないし負けたけど、楽しい試合ができて良かった。悔いはないし、力は出せた。観戦に来てくれた方に“ありがとう”という気持ちです。“あきらめない心でやって行こう”と確認し合って、これを出せたので良かった。朝倉(高)には自分たちの分まで、いいところまで行って欲しい」と話した。3回の先頭で右前打を放ったのは「7番・三塁」で1年生として唯一、出場した江藤俊介だった。井手俊明監督は「打ってくれて良かった。今後が楽しみ。練習でしてきたことを実戦でできるタイプ。同じ地域の朝倉(高)さんとは新人戦などでも対戦する。お互い切磋琢磨できるように、実力を付けて行きたいですね」と話した。

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2017年7月13日のニュース