【神奈川】白山が6回コールド発進 横浜高で涌井の女房役だった村田監督も手応え

[ 2017年7月13日 15:55 ]

第99回全国高校野球選手権神奈川大会1回戦   白山12―1新栄 ( 2017年7月13日    大和 )

2003年、横浜時代の涌井(左)と村田捕手
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 白山が2年生バッテリーの活躍などで新栄に12―1で6回コールド勝ちし、2年ぶりに初戦を突破した。横浜高時代に涌井(ロッテ)とバッテリーを組んで甲子園に出場した村田浩明監督は「バッテリーは経験不足。それでも、2年生バッテリーで夏に臨めたことはよかった。私学とやる力はついてきた」と手応えを話した。

 13年秋に監督に就任した時は、部員が4人でピアスやロン毛の選手たちだった。「立て直さなければ」と指導を変えた昨秋、レギュラーだった選手がほとんどやめてしまったという。試行錯誤を経て、2年生の金城捕手を主将に任命。それで「(残った)3年生が生き生きしてきた」。さらに、今春の地区予選敗退後に敢行した「猛練習の成果ですね」と明かした。

 2年生ながらチームをまとめてきた金城主将は「2年生で主将を務めて、最初はやりにくいことはありましたが、先輩たちが助けてくれた」とホッとした表情。やはり2年生のエース・小浦も6回を8奪三振1失点の好投を見せ「三振は特に気にしていませんでした。守備でチームを引っ張りたい」と話した。

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2017年7月13日のニュース