中日、川上憲伸氏が始球式登板　４・５広島戦「光栄　今からワクワク」

　中日が、４月５日の広島戦（ナゴヤドーム）で、現役引退を表明したＯＢの川上憲伸氏（４１）が、始球式に登板すると発表した。川上氏は「久しぶりのナゴヤドームのマウンドに始球式という形ではありますが、上がれることを光栄に思います。今からワクワクしています」と談話を発表。Ｖ奪還を狙うチームに、エールを送るマウンドとなりそうだ。

　川上氏は明大から９８年に中日に入団し、１年目から１４勝を挙げるなどして新人王を獲得。０４、０６年には最多勝を獲得するなど、中日のエースとして長く君臨した。０９年から３年間はメジャーリーグに挑戦したが、１２年に再び中日に復帰。右肩の手術受けた影響もあり、１５年限りで退団し、リハビリをしながらＮＰＢ球団への復帰を模索していたが、今月１９日にテレビ番組に出演した際に、現役引退を表明していた。