阪神・糸井 志願!初のフル出場 得点機2度凡退も調整最終段階へ

[ 2017年3月26日 08:40 ]

オープン戦   阪神2―1オリックス ( 2017年3月25日    京セラドーム )

<神・オ>3回2死一、二塁、糸井は二ゴロに倒れ、悔しそうにベンチに戻る
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 きっちりと間に合わせてきた。阪神・糸井が「3番・中堅」でオープン戦初のフル出場。4打数無安打に終わったが、1月に発症した右膝関節炎での出遅れによる不安を完全払しょくした。

 「不安はあるけど、キャンプ中に比べたら。痛かったりはないんで。100%じゃないけど、行けるかなと思います」

 金本監督は試合後、「本人の希望で。もうそろそろ行っておきたいということだったから」と志願だったことを明かした。得点圏に走者を置いた3、5回はともに二ゴロ。7回2死一塁の第4打席では空振りの三振に倒れ、10打席連続無安打となったが、オープン戦の結果に左右される選手ではない。最後は次打者席で中谷の劇打を見届けヒーローになることもかなわなかったが、本番にとっておけばいいことだ。

 「あと(開幕まで)1週間しっかり。一日一日が修正になる。143試合、毎日そうなってくると思う」

 打撃に正解はない。ただ、23日のソフトバンク戦では初盗塁を試み、守備でも全力プレーができるまでに足の状態も回復。タテジマのユニホームで本番デビューする31日広島戦に向け、超人が最終調整に入る。(山添 晴治)

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2017年3月26日のニュース