履正社・竹田 スミ1完封 08年沖縄尚学・東浜以来9年ぶり

[ 2017年3月26日 05:30 ]

第89回選抜高校野球大会第6日・2回戦   履正社1―0呉 ( 2017年3月25日    甲子園 )

<履正社・呉>3回2死、池田のゴロをジャンプして好捕する竹田
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 自慢の強打が鳴りをひそめた中、履正社のエース右腕・竹田がわずか2安打に抑え「スミ1完封」だ。08年の沖縄尚学・東浜(現ソフトバンク)以来9年ぶり。公式戦初完封ともなり「いつも打って助けてもらっている。今日は自分が助けてあげられたかな」と123球を笑顔で振り返った。

 日大三との初戦は174球で完投も13安打5失点。映像を見て、フォームの崩れを確認した。両足を三塁方向に向けるセットポジションに変えることで、軸足を垂直に保つよう心掛けた。尊敬する先輩の寺島(ヤクルト)から教えられた体重移動を忠実に守り、三塁を踏ませなかった。昨夏は優勝候補に挙げられながら3回戦で敗退したが、8強一番乗り。2試合連続完投で計297球を投げている殊勲のエースは「履正社は甲子園の優勝がない。(決勝まで)一人で投げるつもりです」と頼もしかった。

 ▼履正社・安田(プロ注目スラッガーは3打数無安打1四球)結果を出してこその自分ですから。

 ≪16人目≫履正社・竹田が初回の1点を守りスコア1―0で完封勝利。08年に沖縄尚学・東浜が聖光学院との2回戦で達成して以来16人目(17度目)。

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2017年3月26日のニュース