張本氏、侍ジャパン敗因は「コーチ人事と打線」張本流ベストオーダーも発表

[ 2017年3月26日 10:05 ]

野球評論家の張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏(76)が26日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に生出演。第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で米国に敗れた小久保裕紀監督(45)率いる侍ジャパンの敗因を分析し、“張本流”のベストオーダーを発表した。

 米国戦のVTRを見た張本氏は「武士の情けで負けたチームを悪く言いたくないんだけれども、敗因は2つある」と明言。「コーチも監督も経験がない小久保監督に代表監督という大役を与えたのだから、良いコーチを付けるべきだった」と、まずはコーチ人事を敗因に挙げた。

 また「打線に迫力がなかった」と語り、小久保監督が3番に青木宣親外野手(アストロズ)を置いたことを疑問視。「青木は“リトルイチロー”と呼ばれるくらい素晴らしい選手だけど、もう35、6歳でピークを過ぎている。その選手を3番に置いてはダメ。青木は内川のように代打の切り札に置いておくべきだった」と指摘した。

 3番には山田哲人内野手(ヤクルト)を置くべきだったという持論を展開すると、「順番をちょっと変えてみて。専門家が言ってあげますから」と司会の関口宏(73)にパネル上の米国戦スタメンを変更するように要求。「1番は坂本、3番は山田。あと鈴木(誠也)を使う。小林を8番、秋山を9番」と“張本流世界一オーダー”を完成させ、「トータル的にこういう打線が良いんじゃないかと思います。以上です」と締めくくった。

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2017年3月26日のニュース