元侍が説く“心得” 上原「やるべきことを」マエケン「慌てないこと」

[ 2017年3月17日 05:48 ]

ブルペンで投球練習するドジャース・前田
Photo By 共同

 かつての侍戦士たちも準決勝進出を喜んだ。

 06年の第1回大会に出場したカブスの上原は「次からは負けたら終わりの厳しい戦い。やるべきことをやればいいと思う」と覇権奪回に期待し、過去2度出場の川崎は「ニュースで見たけど、僕の予想は優勝だから。あと2連勝…、僕の予想ではあと3連勝」と、ムネリン節でエール。前回大会の準決勝で先発した前田は「荷物が届かないとか、バスが故障したことがあった。そういうことが起きても、慌てないことが大事」と助言した。

 今回、侍ジャパンはアリゾナでカブス、ドジャースとの練習試合が組まれている。両投手ともに登板予定はないというが、代表メンバーと再会するチャンスはありそう。前田は「何人かの選手とアリゾナに来た時は食事に行こう」と約束している。ド軍キャンプ地のグレンデールが練習拠点となるだけに、決勝トーナメント会場のドジャースタジアムも含めて、格好の指南役になりそうだ。

 また、前回大会出場のヤンキース・田中は前日のイスラエル戦をテレビ観戦。「特に2人は頑張ってほしい」と楽天後輩の則本、松井裕に奮起を促していた。

続きを表示

2017年3月17日のニュース