DeNA石田 開幕戦へ順調6回1失点 大谷封じた

[ 2017年3月17日 05:30 ]

オープン戦   DeNA9―1日本ハム ( 2017年3月16日    札幌ドーム )

<日・D>DeNA先発の石田は6回1失点と好投
Photo By スポニチ

 これぞエースの貫禄の投球だ。開幕投手に内定しているDeNAの3年目左腕・石田がオープン戦初登板し、6回を3安打1失点。

 「コースを間違わなければ、どの打者でもしっかりと抑えられるなと思った。開幕に向けてしっかりとやれている」と納得の表情を浮かべた。

 最速144キロの切れのある直球を軸に、100キロ台のカーブなどの変化球を効果的に織り交ぜた。登板前日には日本ハム・大谷との対戦について「日本の至宝だから当てないように」とジョークを飛ばしていたが、マウンドに上がると一変。内外角を丁寧に突き、2打数無安打1奪三振に封じた。

 ラミレス監督から1月6日に開幕投手に指名され、春季キャンプでは自分のペースで調整を重ねてきた。「感覚は良くなっている」と石田。指揮官も「非常に良い投球だった。状態は上がってきているね」と順調な仕上がりに満足げだった。(中村 文香)

続きを表示

2017年3月17日のニュース