履正社・安田 “同時刻”125メートル弾 初逆方向48号

[ 2017年3月17日 05:30 ]

高校通算48本塁打目となる推定125メートルの特大弾を放った履正社の安田
Photo By スポニチ

 清宮が聖地へ足を踏み入れたのと、ほぼ同時刻の午後2時半すぎ。履正社・安田は「3番・三塁」で出場した社との2試合目の練習試合で快音を響かせた。打球は左中間にあるブルペンの屋根を直撃。特大の高校通算48号に岡田龍生監督も「中堅まで115メートル。125メートルは飛んでいますね」と目を丸くした。

 8回2死一塁から初球の外角直球を仕留めた。飛距離も甲子園練習で一発を放った清宮と同じ125メートルに、安田も「それまで頭が突っ込んでいたのでいい形」とうなずいた。実はこれまで左翼方向への本塁打はなかっただけに「あれくらい逆方向へ打てたのは初めて」と喜んだ。侍ジャパンで活躍するOBの山田哲人(ヤクルト)の活躍が励みだ。「履正社の誇り。少しでも近づけるように」。指揮官からは山田級の活躍を求められている。19日に迫る日大三戦に最高の弾みをつけた。

続きを表示

2017年3月17日のニュース