6回7失点だったけど…ハム有原 開幕投手決定 試合後に栗山監督通達

[ 2017年3月17日 06:05 ]

オープン戦   日本ハム1―9DeNA ( 2017年3月16日    札幌ドーム )

<日・D>試合後、栗山監督(左)と握手する開幕投手の有原
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 日本ハムの有原が3年目で初の開幕投手に決まった。DeNA戦に先発し、6回9安打7失点(自責4)。オープン戦は4試合で0勝3敗、防御率5・40となったが、試合後に栗山監督から31日の西武戦(札幌ドーム)での先発を伝えられ「素直にうれしい。(初球は)気持ちを込めた球を投げる」と意気込んだ。

 3月16日は実業家で「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一の誕生日だ。偉人をリスペクトし、毎年、開幕投手の通達日に「意味」を持たせてきた栗山監督は、名著「論語と算盤(そろばん)」にメッセージを書き込んで有原にプレゼント。「偉大な投手になるためには人としての成長も絶対条件」と説明した。過去2年連続で大役を務めた大谷は右足首に不安を抱え、開幕からしばらくは野手での出場が続く見込み。昨季チームトップ11勝の右腕が、日本一連覇に向けた初陣を担う。 (山田 忠範)

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2017年3月17日のニュース