侍Jに強力援軍!ロス日本料理店シェフが食事全面サポートへ

[ 2017年3月17日 08:02 ]

米国へ出発する小林(右)と筒香
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 世界一奪還へ、米国で強力な援軍が加わる。ロサンゼルスで日本料理店を営む日本人シェフがチームに合流し、侍ジャパンの食事面を全面サポートする。NPBエンタープライズの今村司社長は「食事はとても大事。選手には、野球だけに集中してもらえる環境を整えたい」と説明した。

 「食」は海外で戦う上での不安要素になりかねない。日本のプロ野球ではシーズン中、遠征先の宿舎ではバイキング形式で栄養バランスの考えられた食事が並べられるが、13年の前回大会は違った。米国内での宿舎に食事会場は用意されず選手は大会側から渡されたミールマネーを使っての外食を強いられた。望む「日本食」とはほど遠い環境。阪神・能見が「食べる物がきつかった。自分の場合は食事が合わなかったから、米国に行って痩せた。そういう意味で調整は難しかった」と話すなど、複数選手から不満の声が出ていた。

 反省を踏まえ、スタッフが現地ホテルの視察と打ち合わせを行い、ケータリングなどの形で納豆、白米、牛丼などを提供できるよう準備。日本選手を「チカラめし」が支える。

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2017年3月17日のニュース