首位再浮上の日本ハム　増井快投７勝、先発転向で結果「自信ついてきた」

＜楽・日＞７勝目を挙げた増井がファンの声援に応える

パ・リーグ 日本ハム８―２楽天

（9月9日 コボスタ宮城）
　日本ハムの増井浩俊投手（３２）が７回１失点１０奪三振でチームの８月２５日以来の首位奪還に貢献した。

　首位ソフトバンクとは０・５ゲーム差で迎えたこの日の一戦。初回から打線が４得点を挙げ、増井への力強い援護となった。２回にペレスに一発を浴びただけの７回１失点１０奪三振で打線の奮闘に応えた。

　後半戦から６年ぶりに先発転向した増井は４連勝で今季７勝目。試合後はお立ち台で「（先発転向し）最初は自信がなかったが、だんだん自信ついてきた」と笑顔で手ごたえを口にした。

　１０奪三振には「中盤から変化球が低めに集まり空振りが取れた」と修正力でチームの首位奪還を引き寄せた。２度目の首位にも気を緩めることはなく、「優勝しか見ていない。一戦一戦頑張りたい」と次戦を見据えていた。