ラミ監督怒 救援陣ぶち壊し よもやの逆転負け「許されない」

[ 2016年9月9日 05:30 ]

<D・ヤ>選手交代を告げベンチへ戻るDeNA・ラミレス監督

セ・リーグ DeNA3―5ヤクルト

(9月8日 横浜)
 普段から温厚なDeNA・ラミレス監督が、珍しく語気を強めた。「こういった試合展開で、負けることは許されない」。CS進出を争う4位・ヤクルトを相手に、同一カード3連勝を目前にしてよもやの逆転負け。ゲーム差は再び3に縮まった。

 救援陣が試合をぶち壊した。3―0の7回、2番手・加賀が1死一塁として降板。そこから左腕の田中が4連打を浴びて同点に。最後は須田が雄平に決勝打を許した。0/3回で3失点の田中は、これで3試合連続失点。その全てが黒星で自身3連敗となり「僕の力不足」と唇をかんだ。先発・石田は6回4安打無失点。投球数は86球だったが、ラミレス監督は「今季初の中5日だし、80~90球が目安と考えていた」と継投を決断。結果的に石田のプロ初の2桁10勝目はお預けとなった。

 残りは13試合。ヤクルトとは直接対決4試合を残す。CS死守へここからが正念場だ。

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