オリドラ1吉田正 和田から同点弾で初お立ち台 逆転勝ち呼んだ

[ 2016年9月9日 05:30 ]

<オ・ソ>初めてお立ち台に立つ吉田正(右)はT―岡田と笑顔でポーズ

パ・リーグ オリックス4―2ソフトバンク

(9月8日 京セラD)
 オリックス・吉田正がドラフト1位の真価を見せた。6回2死一塁、和田の外角直球を強振すると、打球は左翼席へ飛び込む同点の6号2ラン。

 「外角が多かったので外に目付をして、しっかり振ろうと思った」。1打席目は「タイミングが取りづらかった」と三邪飛に倒れるなど2打席凡退。チームも5回まで無安打に抑えられていたリーグ最多14勝左腕を、ルーキーが攻略した。

 最近4試合で1安打と調子は良くなかったが、ビデオを見返すなどして即座に修正。「悪いイメージだと振れなくなる」と、打席に入る前に良かったイメージをふくらませて、本拠地初アーチにつなげた。何事も修正できるところに非凡さがあり、福良監督も「やっぱり正尚の一発。流れが変わった」と称賛。初のお立ち台に立った吉田正は「1本でも多く打てるように頑張る」と残り試合での、さらなる活躍をファンに約束した。

 ▼オリックス・T―岡田(8回に決勝適時打)投手が代わると予測していたので準備して打席に入った。(吉田正の同点弾に)僕らがもっと引っ張らないといけないが、同じ左打者として刺激になるし切磋琢磨していきたい。

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2016年9月9日のニュース