大谷 24日オリ戦先発意欲もまめが…23日ブルペンで判断へ

[ 2016年7月22日 05:30 ]

練習中にコーチ陣と話をする日本ハム・大谷(左)

 右手中指のまめをつぶしている日本ハム・大谷翔平投手(22)が24日のオリックス戦(札幌ドーム)の強行先発に意欲を燃やした。

 まめができていた皮膚が完全にめくれた10日のロッテ戦(札幌ドーム)から本格的な投球を控えている大谷だが「(指先は)だいぶ良くなっている。登板予定はもう決まっている」と話した。栗山監督は「まだ決まっていない。投げたがるのは当たり前。あくまでも状態次第。あいつの意見は関係ない」と慎重な姿勢を崩さず、23日のブルペン投球を見て最終判断を下すことを決めた。

 この日、大谷は札幌市内の室内練習場で行われたチーム練習ではフリー打撃や居残りでのキャッチボールを行った。距離は約20メートルだが、6割程度の力を入れた。仮に24日の先発を回避することになれば、代役は新垣を筆頭に斎藤、加藤が候補となる。大谷は中継ぎでの調整登板を挟んで31日のソフトバンク戦(札幌ドーム)先発に向かうことが有力となるが、「ここまで来たらいくしかない」とあくまでも24日の先発マウンドだけを見据えていた。

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2016年7月22日のニュース