オンドルセク退団 首脳陣に反抗的な態度「精神的な部分も含めて困難」

[ 2016年7月22日 05:30 ]

退団が決まったヤクルトのオンドルセク

 ヤクルトは21日、ローガン・オンドルセク投手(31)の退団を発表した。契約を解除し、ウエーバー公示手続きを取った。

 オンドルセクは6月26日の中日戦(神宮)で首脳陣に反抗的な態度を取り、翌27日からの自宅謹慎処分を受けた。同30日に2軍施設で練習を再開して真中監督にも謝罪したものの、2軍でも登板機会がなく、17日に米国に帰国した。「事件もあって精神的な部分も含めて困難である。こちら(米国)にとどまりたい」と代理人を通じて球団に申し入れした。

 小川淳司シニアディレクターは「そこ(退団)になるとは思わなかったが、ヤクルトは和を重んじてきたチーム。ああいうことを起こしたのは衝撃的だった」と話した。オンドルセクは来日2年目で守護神に抜てきされた今季30試合で3勝1敗11セーブ、防御率2.45。シーズン途中の退団はチームにとっては大きな痛手だが、奥村編成部国際担当部長は「(首脳陣への行為は)検証しても軽く済むものではないと認識している」と語った。

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2016年7月22日のニュース