光成、来季開幕1軍へ “直伝”西口流スライダー習得目指す

[ 2015年10月10日 05:30 ]

フェニックスリーグに向けて、西武球場前駅を出発する高橋光

 西武・高橋光が、西口の「宝刀スライダー」を継承する。宮崎県で開催中のフェニックスリーグ参加に向けて羽田空港から出発。「変化球の制球力を磨きたい。課題を見つけて克服できるようにしたい」と前を向いた。

 9月28日ロッテ戦(西武プリンス)で行われた西口の引退セレモニー前に、スライダー伝授を申し出て、「握り」を教わった。2年目の来季は初の開幕1軍を目指し、新球習得に乗り出す。CS進出を逃し、「課題を見つめ直す時間」と設定したフェニックスリーグはその絶好機になる。

 打者がフォークと見間違うほど縦に変化する西口ばりのスライダーが加われば、投球の幅は広がる。高校日本代表で同僚だった楽天・安楽との再会も楽しみにする若獅子は「(同年代の選手と)切磋琢磨(せっさたくま)してきます」と目を輝かせた。(神田 佑)

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2015年10月10日のニュース