メッツ デグロムが歴史的な快投!「落ち着いて投げられた」

[ 2015年10月10日 15:38 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦で勝利投手となったメッツのジェイコブ・デグロム投手 (AP)

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 メッツ3―1ドジャース

(10月9日 ロサンゼルス)
 メッツのジェイコブ・デグロム投手(27)が自身ポストシーズン初となるマウンドで歴史に名を刻む快投を見せ、チームに勝利をもたらした。

 デグロムはドジャース打線から凡打の山を築き、7回を投げて5安打無失点と圧巻の投球を披露。さらに、キャリアハイの13奪三振と最高のパフォーマンスで周囲をうならせた。

 メッツの投手がポストシーズンで13奪三振を記録するのは1973年のトム・シーバー以来2人目。また、この試合では相手投手のカーショーも11奪三振を記録したが、メジャーリーグ史上、ポストシーズンで1試合に両チームの投手が11奪三振を記録するのは初めてのことだった。

 降板後にデグロムは「試合前は緊張していたが、ウォームアップの段階で落ち着くことができた。1球目を投じたときにはもう完全に緊張は解けていたね」とコメント。会心の121球に白い歯を見せ、コリンズ監督も「試合が進むにしたがってよくなった。中盤は安定していた」と納得の様子だった。

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