原監督「先勝できたのが大きい」快音なし3、4番には注文

[ 2015年10月10日 18:39 ]

<巨・神>スタンドの声援に答える原監督

セ・リーグCSファーストS第1戦 巨人3―2阪神

(10月10日 東京D)
 巨人が2点のリードを追いつかれながらも、最後は押し出し四球でサヨナラ勝ち。昨年のファイナルステージで4連敗を喫した阪神を相手に劇的な勝利で滑り出し、原監督は「先勝できたことが大きかった」と声を強めた。

 指揮官の笑顔の矛先にあったのが投手陣。先発のマイコラスが投打で活躍し「もう十分。いい役割、いい仕事をしてくれた」と称えると、守護神・沢村についても「2回をしっかり抑えてくれた。球数も少なかったので、もう1イニング(マウンドへ)いってもらおうと思っていた」と絶大な信頼感を寄せた。

 一方、奮起を促したのは打撃陣だった。3番・坂本は4打数無安打、4番・阿部は5打席で快音が聞かれず「3番、4番が…。本来の打撃をしてくれたら」と、今後の戦いを見据え注文をつけた。

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2015年10月10日のニュース