ロッテ今江 大谷から満塁一掃の逆転V打「今年一番の感触でした」

[ 2015年10月10日 21:52 ]

<日・ロ>大谷の159キロを打った今江は「下克上」タオルをかざす

パ・リーグCSファーストステージ第1戦 ロッテ9―3日本ハム

(10月10日 札幌D)
 3位からのファーストS突破に王手をかけた。打線をけん引したのは、10年の3位から“下克上”日本一でも日本シリーズMVPに輝いたロッテのベテラン今江だった。

 「大谷投手は素晴らしい投手。思い切っていこうと。今年一番の感触でした」

 1点を追う2回1死満塁、カウント0―1から「フォークを待っていた」ものの、159キロのストレートを捉え、左中間を破る走者一掃の逆転二塁打。6回にも遊撃内野安打で清田の2点適時打の起点となるなど、2安打3打点2四球と4打席で出塁する活躍だった。

 3位でのCS進出。チームはシーズン最後の9試合を8勝1敗で乗り切った勢いを維持している。「負けられない戦いが続いて、それがいい流れにつながっている」と今江。先勝で3回戦制のCSファーストS突破に王手をかけ「できるだけあしたかって決めたいです」と声を弾ませた。

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