オコエ“足攻”主役 米国指揮官も絶賛「メジャーでも十分やれる」

[ 2015年8月30日 05:30 ]

<日本・米国>5回、けん制で誘い出された二塁走者・オコエが相手ミスの間に一気に生還

第27回WBSC U―18ワールドカップ・1次ラウンドA組 日本3-0米国

(8月29日 舞洲)
 日本打線は14三振を喫したが、少ないチャンスで持ち味の機動力を存分に発揮した。5回に一挙3点を先制した主役となった1番のオコエは「アメリカに勝てて自信になった」と笑みを浮かべた。

 5回に1点を先制し、なお2死二塁。一塁方向へ叩きつけると、ベースカバーに入った相手投手と競走した末に50メートル5秒96の俊足を飛ばしてセーフに。二塁走者・船曳が一気に生還し、適時内野安打で2点目を奪った。

 さらに二盗を決める。そして2死一、二塁からけん制に誘い出されたが、三塁手が二塁へ悪送球。右翼手がボールをこぼした隙を逃さず、一気に生還。米国代表のグレン・チッキーニ監督は「彼はメジャーでも十分やれる走力を持っている」と絶賛した。(松井 いつき)

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