小笠原 甲子園V腕貫禄、6回9K1失点「粘れたのがよかった」

[ 2015年8月30日 20:49 ]

<U-18豪州・日本>力投する日本先発・小笠原

U-18ワールドカップ 日本10―1オーストラリア

(8月30日 舞洲ベースボールスタジアム)
 2連勝同士で迎えた日本と豪州の対戦で、甲子園優勝左腕の小笠原(東海大相模)が貫禄の投球を見せた。

 初回先頭打者を三振で切って取ると、連打されてもきっちり相手の4番を併殺で打ち取った。4回にも2四球で得点圏に走者を許したが、勝負どころで三振、5回も3者連続三振で寄せつけなかった。6回には自身の失策とボークがからんで1失点したが、6イニングで9三振を奪って役割を果たした。

 小笠原は「粘れたのがよかった。最初はてこずったが修正できた」とばらついたストライクゾーンなど国際試合の雰囲気に最初は慣れなかったがきっちりアジャストした。大会初登板に西谷監督は「前の2試合で(先発投手が)好投したのでうずうずしていたでしょう。しっかり投げてくれた」と賛辞を送った。

 初の世界一へまだ序盤戦だが小笠原は「雰囲気は凄くいい。このまま流れに乗って世界一になりたい」と頂点を見据えていた。

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2015年8月30日のニュース