大会新22K!桐光学園 2年生左腕・松井が奪三振ショー

[ 2012年8月9日 15:51 ]

<今治西―桐光学園>完封で初戦を突破した桐光学園・松井

第94回全国高校野球選手権大会1回戦 桐光学園7―0今治西

(8月9日 甲子園)
 第94回全国高校野球選手権大会第2日は9日、甲子園球場で1回戦を行い、桐光学園(神奈川)は2年生左腕・松井裕樹が今治西(愛媛)から22三振を奪い、1試合最多奪三振の大会新記録をマークした。松井は2安打完封で、チームを7―0の勝利に導いた。

 神奈川大会で6試合46回1/3で68三振を奪った2年生が、初の大舞台で圧巻の投球を披露した。140キロ台の直球と縦のスライダーを駆使し、1、2回で6個と序盤から奪三振ショー。8回までに19三振を奪い、大阪桐蔭・辻内(現巨人)、浦和学院・坂元(現西武)ら5選手が記録した大会記録に並んだ。

 松井は9回にも3三振を奪って記録を更新するとともに、1963年の第35回選抜大会でPL学園・戸田が記録した春の最多奪三振の21個も上回った。6回途中からは10連続三振を奪い、連続奪三振記録(8連続)も更新した。

 松井は2―0の5回2死一、二塁には右翼席へ3ランを放つなどまさに“ワンマンショー”の活躍だった。

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