球界14年ぶり兄弟対決!陽岱鋼 耀勲から快打

[ 2012年8月9日 06:00 ]

<日・ソ>7回日本ハム1死、兄の陽耀勲から中前打を放つ陽岱鋼

パ・リーグ 日本ハム7-6ソフトバンク

(8月8日 帯広)
 日本球界では14年ぶりとなる兄弟対決が実現した。7回1死。4番手でマウンドに上がったソフトバンクの左腕・陽耀勲が4歳年下の弟、日本ハム・陽岱鋼を打席に迎えた。

 結果は初球の145キロツーシームを中前打。天を仰いで苦笑いの兄に対し、一塁ベース上でガッツポーズの弟は「初球からガンガン行こうと思っていた。いつかこういう対戦があると思っていた。うれしかった。興奮しました」と歴史的瞬間を振り返った。

 陽岱鋼にとって、兄は野球を始めたときからの目標。05年高校生ドラフトで競合の末、日本ハムに入団し、それ以来倒すべきライバルとなった。7年目にして実現した夢の対決。兄は「絶対に勝ってやろうと思ったので悔しい。次は抑えたいですね」とリベンジを誓っていた。

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