中日５連勝で貯金１９！高木監督「カープに３つ勝ったのは大きい」

広島に勝利し、ファンの声援に応える中日・和田（左）と森野

セ・リーグ 中日２－１広島

（8月9日 ナゴヤＤ）
　中日が５連勝で、貯金も今季最多の１９に増やした。５回、高橋周の安打、大島の四球で築いた１死一、二塁で、３番・和田、４番・森野の連続適時打で２点を先取。先発のソトが左太もも裏の違和感を訴え、６回途中で緊急降板したが、４投手の継投で守り切った。

　先制打の和田が「先制のチャンスなので一層、集中していった」と喜べば、森野は「和田さんがいい形を作ってくれて、楽な場面でまわしてもらっている」と笑顔。高木監督も「大島が出て、２人で取る、このパターンしかないね」と称え、前田健、野村と防御率リーグ１、２位の好投手と対決した３連戦に全て競り勝ち、広島には昨季からナゴヤドームで９連勝を挙げたことを「調子のいいカープに３つ勝ったのは大きい」と語った。

　▽ソト（右太腿の張りで六回途中降板も今季初勝利）「何とか勝ててよかった。大きいけがではないので、次もいい投球をしたい」

　▽中日・権藤投手コーチ（ソトに）「無理はさせられない。出場選手登録から外れる？　あるかもしれない」