秋田商 2点差ひっくり返す!逆転サヨナラ甲子園切符

[ 2012年7月25日 06:00 ]

<能代商・秋田商>9回2死から逆転サヨナラ勝ちした秋田商。7年ぶりの甲子園に歓喜の輪ができる

秋田大会決勝 秋田商4-3能代商

(7月24日 こまち)
 秋田商が9回に劇的な逆転サヨナラ勝ち。7年ぶり16度目の甲子園を決めた。

 2点差の2死走者なしから近藤が左前打で出塁し、和田の右越え三塁打で1点差。さらに連続敵失も重なり3得点、驚異の粘りに太田直監督は「諦めるなと言い続けていたが、ああいう形で終わって信じられないのが半分」。先発したエース近藤は、前日の準決勝で犠打を試みた際、バットとボールに右手人さし指を挟まれた影響が残り、出血が止まらず。この日は4回途中降板も「バットで何とかしたかった」と大逆転劇の口火を切った。三浦健主将は「(甲子園では)ガムシャラに思い切ったプレーをしたい」と意気込んだ。

 ▼ヤクルト石川(98年卒OB。太田監督とは同学年でバッテリーを組む)8回まではダメだと。友達からの電話が鳴って、負けたと思ったら勝ったと。太田とは一緒にやってきたので、喜びも倍増です。

 ▽秋田商(秋田)1920年創立。校訓は「感謝 勤勉 鍛錬」。

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2012年7月25日のニュース