自画自賛!イチロー 連続マルチ安打で上昇気配

[ 2012年7月21日 06:00 ]

<ロイヤルズ・マリナーズ>5回、左翼線二塁打を放つマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ6―1ロイヤルズ

(7月19日 カンザスシティー)
 マリナーズのイチローが、イメージ通りの流し打ちを自画自賛した。

 9回無死一塁、3番手左腕ブエノの外角スライダーを左前打。「ずっと左投手のスライダーとかカーブ系を引っ掛けての打球が多かったので。あれがずっとやりたかった」。試合前の時点では、対左投手の打率は・240。内角高めの直球と外角低めの変化球という、ストライクゾーンの「対角線」を使った攻めに苦しんでいただけに、大きな1本となった。5回にも、先発左腕スミスの外角直球を左翼線へ二塁打。2試合連続で2安打を放ち、ロイヤルズとの4連戦を20打数8安打で終え上昇気配だ。

 気温40度の酷暑の中、守備では「だんだんと消えていく感じ」という、太陽と重なり視界から消えた右飛をしっかり捕球。「途中までの感覚」に従った職人技を、涼しい顔で振り返った。

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2012年7月21日のニュース