福島の中学生が訴え「故郷を取り戻そうと頑張っています」

[ 2012年7月21日 06:00 ]

試合前セレモニーで、メッセージを読み上げる福島県・大熊中学校3年の助川嵩君

オールスター第1戦 全パ1―4全セ

(7月20日 京セラD)
 試合前セレモニーで、東日本大震災の被害を受けた福島県の中学生3人が登場し、支援への感謝や被災地の現状を訴えた。

 東京電力福島第1原発がある大熊町から会津若松市へ避難している大熊中3年の助川嵩君が代表してメッセージを読み上げ、「大好きだった野球をできなかったことがつらかった」と回想。「福島の人たちは故郷を取り戻そうと頑張っています。福島のことを忘れないでください」と話し、大きな拍手を浴びた。

続きを表示

2012年7月21日のニュース