ダルの母校・東北 ノーシードから10年連続4強入り

[ 2012年7月21日 06:00 ]

<東北・東陵>4回、ランニング本塁打を放った東北・夷塚

宮城大会準々決勝 東北8―3東陵

(7月20日 Kスタ宮城)
 東北は大リーグで活躍するOBのダルビッシュ(レンジャーズ)に続けとばかりに、ノーシードから10年連続4強入りを決めた。

 4回2死二、三塁から夷塚(えぞつか)が自身初となる先制の3点ランニング本塁打。中前に落ちた打球を中堅手が後ろへそらす間に50メートル6秒3の快足を飛ばして一気にホームベースを駆け抜けた。「一塁ベースの手前くらいでそらしたのが見えた。(本塁まで)行こうと思った」。昨春センバツに出場するなど、春夏通算40度の甲子園出場を誇るが、昨秋は43年ぶりに地区大会で敗退。今春も宮城大会2回戦で敗れ、今のチームに欲しいのは何よりも結果だ。夷塚は「このままじゃ終われないという気持ちがあった。ダルビッシュさんは(米国の)オールスターに出たり活躍されてるので、自分たちも甲子園に行きたい」と先輩に負けじと快進撃を狙う。

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2012年7月21日のニュース