旭川工7年ぶり甲子園!エース官野スクリューさえた

[ 2012年7月21日 06:00 ]

<旭川工・遠軽>官野(右)ら旭川工ナインは7年ぶりの優勝に大喜び

北北海道大会結晶 旭川工2―1遠軽

(7月20日 帯広の森)
 旭川工の左腕エース官野が、完封こそ逃したものの5安打1失点完投。日本最北端代表を目指した遠軽を下して7年ぶり5度目の甲子園出場を決めた。

 多彩な変化球が持ち味だが、この日はスクリューがさえた。「1球1球集中して投げられた。旭川支部予選、北北海道大会を通じて一番の投球」。切り札の魔球ナックルは今大会では1球も投げず頂点に立った。19日の準決勝には、12日にプロ初勝利を挙げたOBの西武・武隈が日帰りで応援に駆けつけた。フェンス越しの憧れのOBの姿も刺激になった。甲子園では未勝利とあり、官野は「自分たちで1勝をつかみたい」と意気込んだ。

 ▼西武・武隈(08年卒)うれしいですね。きのう日帰りで応援に行ったかいがありました。久しぶりなので頑張ってほしい。僕は地区大会決勝で負けて、甲子園は出られなかったのでOBの分まで戦ってもらいたいです。

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2012年7月21日のニュース