三菱重工神戸・守安 12K力投も延長10回決勝弾浴びる

[ 2012年7月16日 06:00 ]

<三菱重工神戸・富士重工>10回1死、富士重工・柿沼に勝ち越し本塁打を打たれ、マウンドでぼう然とする三菱重工神戸・守安

第83回都市対抗野球1回戦 三菱重工神戸2―3富士重工

(7月15日 東京D)
 三菱重工神戸は延長10回に力投を続けていた守安が、柿沼に決勝弾を浴び無念の初戦負けとなった。「フルカウントだから四球を出したくなかった」という一球が真ん中に入り、左中間スタンドの最前列に運ばれた。

 7回まで許した安打はわずかに1本。しかし2―0の8回に安打とヒットエンドランで無死一、三塁とされた。「(エンドランの)気配は感じていたのですが、外しきれなかった。中途半端だったと思います」。悔いが残る1球となった。結局、この回4安打を集中され同点に追いつかれた。12三振を奪う力投も、チームを勝利に導くことはできなかった。「自分の投球はある程度できたと思います」。入社3年目の右腕は来年の雪辱を誓った。

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2012年7月16日のニュース