広島の「おかわりくん」広島商・竹田が１イニング２発

広島大会１回戦 広島商１４－２広

（7月15日 呉二河）
　広島商の主砲・竹田が１イニング２本塁打を含む６打点の活躍で勝利に貢献した。５回に先頭でソロを放つと、１１―２から再び回ってきた打席で左中間へ３ランを放ち、コールド勝ちを決めた。

　「２本目は、自分の中でもいいバッティングだったと思います」。２点を追う２回には先頭で同点劇の口火を切る二塁打。３回は勝ち越しの２点二塁打も放った。昨夏も４番を任されたが、初戦で三次に敗退。悔しさをバネに成長した１メートル７９、８５キロの広島の「おかわりくん」が、名門を０４年夏以来の聖地へ導く。