オリックス“惨デー”日曜日主催試合は7連敗

[ 2012年7月16日 06:00 ]

<オ・西>5回1死、一、二塁、ヘルマンに左前適時打を打たれ降板にガックリの小松(中央) 

パ・リーグ オリックス2-8西武

(7月15日 ほっと神戸)
 岡田オリックスが“惨デー地獄”にはまった。ほっともっと神戸で西武に2―8と完敗。日曜日の主催試合に限れば、4月8日の楽天戦(京セラドーム)以降、7連敗となった。すでに14日の敗戦で最下位ターンが決定。パ・リーグが1シーズン制に戻った83年以降、最下位で折り返したチームの優勝はない。

 先発の小松は初回2死二、三塁からヘルマンに右前へ2点適時打を浴びた。味方が4回に同点に追いついたが、直後の5回が落とし穴が待っていた。先頭の原に死球を与えると、続く中島に左前打。1死後、またヘルマンに左前適時打を浴びたところで降板した。「ボールが多すぎるよ。デッドボールからやんか」と岡田監督。後続の吉野、香月も流れに飲み込まれた。

 吉野は代打・高山に三塁強襲内野安打を許して満塁のピンチを招くと、続く大崎に死球を与えて降板。香月は満塁から浅村に走者一掃の三塁打を浴びた。今季ワーストの1イニング6失点。6カードぶりの負け越しで借金は12にかさんだ。「2点くらいでとどめてたらどうってことない。あそこで踏ん張れへんねんから」と指揮官。投壊と拙攻のWパンチに、ため息は尽きない。

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2012年7月16日のニュース