日大藤沢　サヨナラ勝ちの１回戦から一転１８点大勝

神奈川大会２回戦 日大藤沢１８－１旭丘

（7月15日 等々力）
　日大藤沢の５番に座った阿部が、三塁打２本を含む４安打８打点の大暴れ。左打席から快音を連発し「（８打点は）記憶にない。センター方向を意識していました」と目を丸くしながら喜んだ。

　初回に先制の中前打を放つと、中越え三塁打、右前打、中越え三塁打と、４打席連続タイムリー。「最初の打席で打てるかどうかが決まる時もあって、きょうはそんな感じでした」と振り返った。中日・山本昌の弟、山本秀明監督は「（阿部は）何でもできるタイプ。反対方向にうまく打てていた」と称えた。

　初戦の武相戦ではインフィールドフライの際、相手のミスを突いてサヨナラ勝ちを収めたチームは一転、１３安打１８得点の大勝。５回コールドで３回戦へ駒を進めた。阿部は「つなぎを意識して戦いたい。目標は甲子園です」と力強く語った。