釜田、9試合目でプロ初黒星…プロ初被弾「あの1球が全て」

[ 2012年7月16日 20:51 ]

4回、ロッテ・今江に2点二塁打を打たれた楽天・釜田(左)。右は生還する一走里崎

パ・リーグ 楽天0―5ロッテ

(7月16日 QVC)
 楽天のドラフト2位新人の釜田が、9試合目でプロ初黒星を喫した。「あの1球が全てでした」と失投を悔やんだ4回に5失点し、降板した。

 0―0の4回は2死一、二塁でサブローに真ん中に入ったスライダーを左翼席に運ばれ、プロ初被弾となる3ラン。打たれる直前、追い込んでから際どいコースへの2球が続けてボールと判定され「いい球だったけどボールと言われたら仕方ない。あの二つを続けないと」とうなだれた。その後も流れを止められず、今江には2点二塁打を浴びた。

 初めて味わう苦い味に18歳は「後半戦で頑張ります」と歯を食いしばって球場を引き揚げた。

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2012年7月16日のニュース