宮本「プロで生きるすべ教えてもらった」ノムさんに感謝

[ 2012年5月5日 06:00 ]

<ヤ・広>会見で笑顔を見せる宮本

セ・リーグ ヤクルト8-4広島

(5月4日 神宮)
 【宮本と一問一答】
 ――記録達成が間近に迫ってからの気持ちは。

 「四球を選んだり、守備で貢献したりではなく、安打を打たないと減らない。時間がかかってチームに迷惑をかけた。あらためて脇役の選手なんだと感じた。精神的に弱いなと思った。

 ――大卒、社会人を経た選手で2人目の達成。

 「古田さんだけだから難しいと分かっていた。打てると思わなかった」

 ――名球会入りについては。

 「実感がわかない。長嶋さん、王さん、野村さん。本当に雲の上の人の会だと思っていた」

 ――打順は2番、6番などが多い中での達成。

 「やっぱりあの、プロに入って本当に生きていくすべを野村監督に、最初の4年間教えてもらったので、野村監督には足を向けて眠れません」

 ――年齢を経て達成した秘けつは?

 「若い時に稲葉とか、近い年代の選手とたくさん練習しました。“(41歳になっても)年をとったと思うな”と言われるが、僕は思った方がいいと思う。相応の練習をしてきた」

 ――記憶に残る1本は?

 「やっぱり1本目ですね。これからという気持ちが強くなった」

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2012年5月5日のニュース