村田 巨人の4番で初アーチ「光栄なこと」

[ 2012年5月5日 06:00 ]

<神・巨>6回無死、村田は中越えソロ

セ・リーグ 巨人4-0阪神

(5月4日 甲子園)
 巨人の村田が爆発だ。初回に先制の左前打を放つと、6回には17試合ぶりの一発となる中越え2号ソロ。「そろそろ打たないとホームランの打ち方を忘れちゃうと思った。巨人の4番で(本塁打を)打てたのは光栄なこと」。主砲は4番4戦目での初アーチに笑った。

 天敵・能見から4点を奪い6回KO。通算で巨人戦13勝6敗の左腕に初めて連続で黒星をつけた。4月28日の前回対戦(東京ドーム)では、原監督の「フォークボールは打つな」の指示で5点奪取。この日も対策は同じ。しかし初回、村田は追い込まれてからのフォークをカットし、続く直球を左前へ。2回の長野は甘いフォークを左中間に2号2ランした。捨てたはずの球を難なくカットして、甘いとみるやはじき返す。前回KOで、打者は打席で余裕があった。「2度の対戦で、打者が気持ちよくスイングできる状況をベンチでつくれた」と橋上戦略コーチ。チーム一丸となった対策を、村田&長野がバージョンアップさせた。

 ▼巨人・長野(2回に左中間へ2号2ラン)タイミングは外されましたが、前で捉えることができた。いいところに飛んでくれた。

 ▼巨人・高橋由(節目の試合で初回に中前打)早いとか遅いとかというのはない。今は勝つために打つことしか考えていないよ。

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2012年5月5日のニュース